わたしのはなしの旅


3/25(日)に神戸Q2で行われる第2回はなしの旅「あたまやま」
第2回はなしの旅「頭山」
落語の演目のひとつでとても不思議なお話。教えてもらったのですが、長唄にもなっているのです。
当日のお話でより深く理解したくて、調べてみることにしました。(とりあえず、wiki
頭山 - Wikipedia
お話自体は本当に短いお話ですね。
ケチな男がいて、さくらんぼを種ごと食べると頭から桜の木がはえてしまう。近所の人達は喜んで男の頭にのぼって花見をして大騒ぎをする。男はうるさくて、頭の桜の木をひっこ抜いてしまう。そしたら頭に大きな穴があき、雨で水かたまり池ができた。近所の人達はそこで魚釣りをはじめてしまう。男は怒ってその自分の頭の池に身を投げて死んでしまう。

不思議ー。はてながいっぱい飛んでしまう。だからなに?って思ってしまった。
wikiにある元となったであろうねたの徒然草の「堀池の僧正」も調べてみる。おんなじような話だけれど、堀池の僧正のところでお話が終わっている。どうしてここで吉田兼好は終わりにしたのかな?
wikiには海外にも同じような話があるとのこと。えーすごい。哲学というか、道理というか何かがあるということですよね。。。ただ変な話。それだけではないってことですよね。。。

ぽこぽこ自分を不快にするものを消していく人。最後にはその不快の原因の中に身を投げて死んでしまう。自ら。
んんん。なんでも簡単に嫌なものはなくせば解決だと思いがちだけど、ちっとも解決にならない。それと共に生きること。それが、人生なの?人なの?そういうことなのかなー。

恥ずかしい話。徒然草なんて、古文とか習ったはずなのに、あんまり記憶にないなー。こうして興味をもって調べると、吉田兼好のこともよく知らない。すごく不思議な感覚で、興味がある。有名な徒然草の冒頭のあの文からもすごく興味がわきます。
昔ばなしや、落語。もっともっと知りたい。簡単に調べてみて(インターネットでですが…)思いました。

写真はこの前1回目のはなしの旅のときに撮った写真。