今もくりと戦っている

いつもこの時期になると、秋の味覚をふんだんに使った料理や、スイーツが店頭に並びますよね。私はいつも、栗を使ったスイーツが若干「は?」となるくらい高いことに不満を持っていました。ちょっと旬といっても高すぎやしないか?と…しかし、自分でやってみてわかったことがあります。
手間がかかりすぎるっ。これですよ。
今、渋皮煮を作ろうとしているのですが、色んなレシピを見てて、結構手間がかかることは予想できましたが、いやぁ、一言、「鬼皮をむく」と言っても、めちゃくちゃしんどい。私、日曜日の昼から水につけ、次の日は時間がなくほったらかしにしてしまって、そして火曜日に熱湯につけてからだと鬼皮がふやけてむきやすい。とあったからやってみたのに、これがふやけてるのか?というくらいむけない。
左手の親指の爪はぼろぼろになり、むかついて包丁を使ってたらまた、左手親指に傷がつき、火曜日は「やってられん」と3分の2ほどを残して寝ることにしました。そして、今。残った3分の2をなんとかむききり、重曹で渋みを抜く作業に入っております。
ちょっと目を離して、もう沸騰したかな?と見に行ったら…

きゃー!!すげぇ色!写真でわかるかな?変な泡とかが…怖いっ!きっと地獄ってこんな色だ…と思いました。
もう言いたいことわかると思うんですが、栗のスイーツが高くて当たり前。だって、めんどくさい。めちゃくちゃめんどくさい。もう、色々しんどい。だからだっ。これからは栗のスイーツを食べるとき、ものすごく色々感動できそうです。
さて、まだまだ、私の栗は渋みを抜くため、見張っておかなきゃいけません。明日も仕事です。栗の為に寝不足です。それでも、出来上がるのは、明日の夜になるのではないでしょうか?
もう、ほんと栗って、おいしいくせに…あぁ、こういうのをツンデレっていうのではないでしょうか?

追記 いま、水を入れ替えようと栗をざるにひきあげたら、なんと5個の栗が煮くずれして、ぐちゃぐちゃになってしまいました。ほんと、マジでできるのかな?もうなんか色々いやだ。