ぶじしゅうりょう

はなしの旅、最終回がおわりました。
あたたかい会となり、はじまりへつづく、素敵な会になったと思っています。

ありがとうが溢れている関係というのは、あったかく、強く、しあわせな関係だと思いました。


今回アンケートを記入してくださった方や、おはなしを聞かせてくれた方が、わたしが、飯坂さんを知ってとりらを読んだ時に色んな発見。衝撃。感動を体験したのと同じように、岩手の芸能のおもしろさに魅かれ、そこに日本人としての素敵な宝物を見つけたような気持ちになってくれ、岩手で、神楽を見て見たい。という思いを持ってくれた人がたくさんいたこと。それがなんだかとてもうれしかったです。


神楽の写真や、映像。ぐっときて、涙が溢れそうになる瞬間がいくつもありました。
やっぱり、人って強くてもろくて、美しいんだと思います。神楽を舞うことに迷いながら、色んな困難に見舞われながらも、力強く神楽を舞う。こども達も大人顔負けに舞う。泣いて笑って、今を生きているその人達に心を奪われてしまうんです。

震災直後いろんな人が思った「わたしたちにできること」それはなんだったんだろう?
わたしは変わっていくこと。忘れないこと。だと思っています。

このはなしの旅は、わたしにとって、じぶんが思う「変わっていくこと」のヒントがたくさん散りばめられた会だったと思います。知識として蓄えていくのではなく、じぶんで実感して、じぶんの言葉になると、それは新しい価値観の登場なんだ。と思いました。

そんなじかんを用意してくれた、高濱浩子さん。素敵でやさしいゲストの方々。1年支えあってきたスタッフのみんな。わたしには、分不相応なんじゃないかというぐらい、すてきな出会いで、感謝の気持ちでいっぱいです。来年から定期的に会えないさびしさを思ったより感じないのは、つながりを感じるからでしょうか?実感がないからなのでしょうか?
でもきっと大丈夫。

チラシを置かせてくれた場所のみなさまや、会のことを気にしてくれた方。いろんな方の協力があってうれしいです。

色んなことがあったけれど、やっぱりありがとうございます。が今の気持ちにいちばん似合う。

また準備段階で撮った写真とかみつけて、感想とか書けたらいいな。と思います。とりあえず、今の気持ちを日記につけておきます。